当クリニックには
- 日本睡眠学会総合専門医
- 日本睡眠学会専門検査技師/米国認定睡眠検査技師
が在籍し、睡眠障害全般の専門的医療を提供しています
当クリニックで行っている検査
質問票 | 睡眠状況や日中の眠気に関する自覚症状を記入していただきます |
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睡眠日誌 | 睡眠時間やリズムを記入していただきます |
アクチグラフ | 腕時計型の機械で活動量を記録し、睡眠状況やリズムを評価します |
簡易睡眠時無呼吸検査 | 自宅でできる睡眠時無呼吸の検査です。 |
睡眠ポリグラフ検査 | 一晩泊まっていただき、脳波、呼吸状態、眼球運動、目と顎の筋電図、脚の動きなどを測定します。 |
反復睡眠潜時検査 | 日中に5回眠っていただく検査です。過眠症の確定診断に必要です。 |
覚醒維持検査 | 日中の眠気を客観的に評価します。職業ドライバーやパイロットに必要とされることがあります。 |
対象疾患
不眠症
慢性不眠障害と短期不眠障害があります。
慢性不眠障害(いわゆる不眠症)には、薬物療法だけではなく、その人に合った睡眠衛生指導(生活指導)を行います。
睡眠関連呼吸障害
不眠や日中の眠気・集中力低下などをきたし、高血圧やうつ、交通事故の原因になります。
閉塞性睡眠時無呼吸障害 気道が狭いことが原因です。原因と重症度にあった治療法をお勧めします。
中枢性睡眠時無呼吸症候群 脳や心疾患が原因で発症します。
中枢性過眠症
ナルコレプシー、特発性過眠症、睡眠不足症候群が含まれます。
問診と検査で正確に診断した上で、適切な治療法をお勧めします。
概日リズム睡眠・覚醒障害
睡眠・覚醒相後退障害、睡眠・覚醒相前進障害、非24時間睡眠・覚醒障害などが含まれます。
疾患に合った睡眠衛生指導(生活指導)を行った上で、薬物療法や高照度光療法、行動療法を行います。

睡眠時随伴症(パラソムニア)
ノンレム睡眠に関連する疾患と、レム睡眠に関連する疾患があります。
ノンレム睡眠に関連する疾患としては、錯乱性覚醒、睡眠時遊行症(いわゆる夢遊病)、睡眠時驚愕症(いわゆる夜驚)、睡眠関連摂食障害などが含まれます。
レム睡眠に関連する疾患として、レム睡眠行動障害や悪夢障害があります。
レム睡眠行動障害は、パーキンソン病やレビー小体型認知症の前に現れることがあります。
その疾患に合った薬物療法や睡眠衛生指導(生活指導)を行います。
睡眠関連運動障害
レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)と周期性四肢運動障害が含まれます。
入眠困難、中途覚醒、熟睡感の消失をきたし、日中の眠気や倦怠感、高血圧、うつなどをきたします。原因に合った薬物療法を行います。